敷金とは
敷金とはいったいどんなお金なのでしょうか?
不動産賃貸においては、敷金を賃主に敷金を交付するのが普通です。普通なため借主も当たり前のように敷金を渡すわけですが、「どうして渡す必要があるのだろう」と考える人はあまりいないのではないでしょうか。
退居後の原状回復に当てるお金で、あらかじめ貸主に渡しておくお金(敷金=貸主のお金)と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
敷金とは
『主に建物賃貸借契約に際して、賃料債務や損害賠償債務のような賃借人の債務を担保するために賃貸人に交付される金銭をいい、賃貸借終了時に債務が残存していなければ、返還される。』とされています。
(法学書院 法律用語辞典より引用)
つまりは借主が家賃を滞納したり、借主の過失で損害が生じたときに備えて、貸主が預かっているお金を意味しています。
したがってそのような債務(貸主側からみれば債権)がなければ、退居時に原則として全額が返還されるべきお金なのです。
保証金とは
敷金とは別に、「保証金」と呼ばれる制度があります。
この保証金とは、事務所などの賃貸借契約で用いられることが多く、たとえば、2年の賃貸借契約にもかかわらず、借主が途中解約した場合の、借主への制裁金がわりとする特約として定めていたりします。
もっとも、大半は敷金と同様の性格をもっており、単に敷金にかえて保証金と呼んでいる場合が大抵です。
ですので退居後の原状回復については、敷金と同様の扱いと考えて問題ないでしょう。
敷金返還の基礎知識(目次)
- 敷金トラブルについて
- 敷金・保証金について
- 原状回復義務について
- もっと知りたい方へ



